Case：3
コンピュータの使用やコンタクトレンズの装着で夕方に眼精疲労が起こる多くの成人
Case：5
朝方にこむら返りがよく起こる多くの成人
Case：6
冬になると静電気ショックがよく起こるようになった中年以上の成人
Case：7
腹部の周りが大きなりメタボ対策で困っている中年以上の成人
Case：8
人工透析者でひどい足のむくみで困っていた多くの成人
Case：9
ふくらはぎの静脈瘤が出来て困っていた多くの中年以上の女性
Case：10
ゴルフなどで長距離を歩くと脚の疲れで困っていた中年以上の多くの成人
Case：11
細かい字が見えにくくなり、困難を感じている中年以上の多くの成人
Case：12
原因不明で指の血流が極端に悪く、切除手術が必要であった７８歳の男性
Case：13
営業で歩き回ると夕方に脚がむくみ、
また、深酒をすると翌朝に足のむくみがひどく靴が履けなくなる５０歳の男性
Case：14
8ヶ月間にわたって原因不明の酷い出血性皮膚炎で治療を受けても治らずに困っていた28歳の男性
Case：15
原因不明の突発性膝関節浮腫が起こり、
膝が曲がらなくなり医者から原因が不明で治癒が困難だと宣告された50細の女性
Case：16
原因不明で腕に大きな水腫ができ、医者から診断と治療が必要であると言われていた50歳の男性
Case：17
20年間に渡って悩まされていた足首の水腫（直径4ｃｍ）で困っていた63歳の女性
Case：18
腹部に大きな脂肪種（直径5cm）が出来て困っていた63歳の男性
Case：19
原因不明の急激な脚の水腫で困っていた55歳の男性
Case：20
20分間程度の正座後に長時間のしびれで困っていた新興宗教の信者
Case：21
認知症を煩っており、頻繁に発生する脚の痙攣で困っていた85歳の女性
Case：22
腰の手術後、長期間苦しんでいたふくらはぎの強烈な張りで苦しんでいた63歳の女性
Case：23
急性腎臓炎のため3倍程度も脚が腫れて、4日が経過しても腫れが続き、
痛くて歩くのも困難な60歳の女性
Case：24
30年以上続いていた踵のひどい角質化症のため、
靴下を脱ぐ度にかさかさになって剥がれた皮膚が引っ付き困っていた55歳の女性
Case：25
国際線に搭乗し、何時もエコノミー症候群になり困っていた45歳の男性
Case：26
高校の柔道部で激しい練習のため一晩寝ても疲れが残っている17歳の男性
Case：27
手術が必要な脂肪瘤がお腹に出来て困っていた60歳の男性
Case：28
薬を飲んでも止まらない偏頭痛で悩んでいる42歳の女性
Case：29
リューマチで手指の変形関節痛により指を動かすことが困難な54歳と80歳の女性
Case：30
花粉症で鼻水、涙、咳が出て困っている多くの人
Case：31
くるぶしに水が溜まり、定期的に水抜きに行っていたが、
医者から手術を進められ悩んでいた50歳の男性
Case：32
夜中に数回も小便をし、熟睡が困難である58歳の男性
Case：33
長時間座って読書をしていると、何時も夕方に起こる腰痛で苦しんでいた50歳の女性
Case：34
膝の関節から太ももにかけて突然腫れ、膝が曲がらなくなり、
医者から原因不明で治癒が困難だと宣告された50歳の女性
Case：35
膠原病で指先が冷たくなり夏でも手袋をはめなければならない75歳の女性
Case：36
糖尿病患者で足に痺れ感があり困っていた58歳の男性
Case：37
テニスをした後はいつも手首が痛み困っていた61歳の男性
Case：38
水分摂取量が極めて少ないため排尿回数も少なく、朝方に脚がむくれて困っている35歳の女性
Case：39
義母の介護で腰痛になり、一年半前から整骨院に毎週１回の割で治療を受けていたが腰痛が改善しなかった60歳の女性
Case：40
約１年前から左手小指の根元から先まで痺れるようになり、針治療やビタミンＢ12投与で全く効き目がなかった88歳の男性
Case：41
風邪を引いて胃の裏側の背中が張って息がしにくくなった65歳の男性
Case：42
バネ指で経営している居酒屋の仕事が出来なくて困っていた67歳の男性調理師
Case：43
3ヶ月前から指の痙攣が続き仕事が出来なくて困っていた63歳の男性調理師
Case：44
こんにゃく製造業をしており、両手が何時も冷たく白くなり、
治療をしていたが効果がなく困っていた68歳の男性
Case：45
膝痛のため階段の上り下りがきつく、
また、普通の人の2/3の速度でしか歩くことが出来ない75歳の男性
Case：47
手の親指付け根の軟骨が半分程度消失したことにより指で握ることが出来ず、
医者から治すことが出来ないと宣告された71歳の女性
Case：48
指の関節痛でｌ困っていた多くの成人
Case：49
変形股関節脱臼による腰痛が続き、歩行に支障を来し悩んでいた71歳の女性
Case：50
人工透析者で透析時の痛みで困っている多くの成人
Case：51
転倒で腰を強打し、その激痛で苦しんでいた55歳の男性
Case：52
数年前から両足の小指にタコができ、その後腫れが酷く薬指まで痛くなり、好きなダンスができず、
多くの医院で原因不明と宣告され困っていた32歳の女性
Case：53
片足が悪く、反対の正常な足に負担をかけるために起こる腰痛で苦しんでいた60歳と70歳の男性
Case：54
肉離れのため痛みが酷く歩くのが困難な40歳の男性
Case：55
50肩で肩や腕を動かすことが困難であった48歳と57歳の男性
Case：56
30年間も続いた強烈な生理痛で悩んでいた50歳の女性
Case：57
階段から落ちて足首の捻挫痛で歩行が困難であった57歳の男性
Case：58
草刈りをしていて土踏まずを痛めたためびっこをひいて歩かなければならない53歳の男性
Case：59
足を滑らせて転倒し、腰を痛めて動く度に激痛が走っていた70歳の男性
Case：60
ぎっくり腰になり痛くて服が着られなくて、また、寝起きや立ち座りが困難な65歳の男性
Case：61
コンピュータの使いすぎで腱鞘炎になって手首を動かすと痛くて困っていた38歳と45歳の男性
図14に血管の組織学的構造を示しています。血液は心臓から体内の中心部にある太い動脈（弾性型動脈）に排出され、その後、徐々に細い動脈（筋型動脈、細動脈）で輸送され、毛細血管に移行します。
この毛細血管には小さい穴（小孔）があり、この穴から栄養素や酸素を含んでいる血液の液体成分（血漿）が流出し、
組織に栄養素や酸素などを分配します。
組織ではこの栄養素や酸素などを取り込み、老廃物や二酸化炭素を排出します。
これらの老廃物や二酸化炭素は静脈側の有窓型毛細血管の穴から取り込まれ、その後、体表近くの細静脈、
中型静脈を経由して大型静脈から腎臓に取り込まれます。
従って、血流が増加すると、体温に近い暖かい動脈血が静脈に多く流れるようになるために、
手や足などが暖かく感じられるようになります。
この現象は、既述しましたサーモグラフィーの結果にみることが出来ます。
このような血流増加は、上記のCase：1～Case：47の人達に対して健康の維持や調整に効果をもたらすものと判断されます。
下の図15で関節の構造図が示すように、関節のグリスの役割をしている関節液は毛細血管を豊富に含む滑膜から補給されます。血流が増加すると、関節内に関節液が増加するため、神経への刺激がすくなくなり、快適な関節環境をもたらすことになります。
このような関節液の増加は、上記の
Case：44～Case：48の人達に対して健康の維持や調整に効果をもたらすものと判断されます。
一方、血流が増加することによって、破綻や炎症を起こしている末梢血管から痛み物質の「ブラジキニン」の排出量が減少し、急速な痛みの低下や消失が起こるものと推測しています。しかし、この現象については、今後の調査研究で実証したいと考えております。このような痛み物質の減少は、
Case：49～Case：60の人達に対する健康の維持や調整に効果をもたらすものと判断されます。
